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現代人は動物的に弱くなっている。アレルギーとアウトドア


このブログは過去にnoteに書いた記事を再編集したものです。noteの記事はこちら

 

「免疫力」について


花粉症は病気ではない


国民病とも言える「花粉症」 病、とは書きましたが実際病気ではありません。

日本で初めて花粉症と診断されたのは1961年。たった60年ほど前です。それまでは花粉症というものは存在しなかったということ。診断されたのが61年なので実際はもう少し前から症状は出ていた可能性はあります。


「なんか最近、くしゃみと鼻水が止まんねぇや」みたいな。それでも100年前まではいかないはず。


花粉症は100年未満の新しい症状

花粉症はアレルギー疾患の1つ。アレルギーとは簡単に言うと「免疫の暴走」

 

アレルギーとは


人体に害がないものに対して過剰に反応することで症状が出ます。(くしゃみや鼻水など体外へ排出しようとするのがアレルギー反応。アレルギー全般、体表や粘膜から「出す」症状がほとんど。なので見た目にもわかりやすい)


その他にも喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなども同じです。 出そうとする力が強いが故に生命維持に問題を起こすことがあります。(アナフェラキシーなど)


なので一般的な病気(病原体やウイルス)とはそもそも原因から違うわけです。 ウイルスによるものも結局のところ免疫力の強弱で無症状だったりしますよね。 もう答えのようなものですが結局、個々人の免疫力の強さが大事

ですがなぜアレルギーがこんなにも増えたのか?その原因の1つ(とはいってもかなり重要な1つ)について書きます。


 

生活の変化とアレルギー


歴史が教えてくれるアレルギーの原因


なぜ、これらが最近になって起こり始めたのか?欧州の歴史をほんの一部抜粋。


1760年代に産業革命が起き、農業に従事していた人々が工場に勤め始めた→1800年代アレルギー疾患が認められ激増 byあかちゃんからのかぞくの医学 本間真二郎

この2つだけでも何となく因果関係はわかりますよね。

工場勤務(=排ガスなど化学物質)が原因だ!と。

ですがちょっと待った。


工場で使用している化学物質の使用量がた激増したのは1900年代になってかららしい。下のグラフは温室効果ガス濃度を示したもの。化学物質の使用と温室効果ガス増減は比例しているという想定で載せます。


気候変動に関する政府間パネル / 第4次評価報告書より


1900年代あたりから急上昇してますね。なので1760年代の産業革命からややタイムラグがある。 こうなると、工場勤務+化学物質の増加だけがアレルギー増加というわけでもなさそう。

産業革命→アレルギー増加→化学物質増加、という順番なので。

産業革命→アレルギー増加→化学物質増加 産業革命(化学物質)だけがアレルギーの原因ではない

じゃあ、工場勤務+化学物質増加以外に変化のポイントはなんだ?ということになります。

 

農業から工業への移行によって起こった変化


それは「土や土壌微生物とのふれあいの低下」です。


土と土壌微生物


土と触れる絶対的な時間の低下がアレルギー疾患の増加に関与していると言えます。化学物質はそれを加速させたような形。

産業革命(→土と触れる時間が減った→体内微生物の多様性が減った)→アレルギー増加→化学物質増加(→アレルギー症状増加がブースト)

つまるところ、排気ガスや食品添加物などといった外部の要因よりも土と土壌微生物とのふれあい、すなわち「野生」「アウトドア」が足りていない人間の行動様式、すなわち人間の体内の問題が重要ということ。

 

現代人&社会には「野生」が足りていない、故に弱い


つまり、自然から離れた人間の弱さの問題です。(とはいうもののそうゆう社会を作り上げたシステムが根本的にアウトなんですがね。なので特定の個人や人々にダメ出ししちゃいけません。むしろ被害者なので)

花粉や化学物質を敵対視することで自分の弱さに見て見ぬ振りをする。 それが産業革命後の現代人(と現代社会)

山の中を歩いたり、畑仕事をすれば土壌に住む微生物をいやでも吸い込みます。それが人体の細胞数以上の体内微生物のバランス(腸内環境や口内環境)に影響を及ぼして体内微生物多様性と健康なカラダを作ります。 ここでは割愛しますが自律神経がどうだとか脳・神経系にも良い影響を及ぼします。

既にご存知の方も多いと思いますが免疫力には腸内環境が強く関連しています。 腸内環境の多様性が重要。あらゆる物質や病原体に正しく反応するためにはあらゆる微生物を体内で飼う・共生することが大事なのです。 なので2年ほど前から世間を賑わせているウイルスも免疫力が高い(=腸内環境が良い)人は無症状なのです。※note投稿時22年5月31日の時点

※このメカニズムを既に知っていたので罹患率や重症化率の傾向がある程度見えてきた時点で個人的には危機感がなくなりました。普段から腸に良いことをしているので。(自然の中で運動するとかイヤな人と付き合わないとか)

ストレスを極力減らす生活、大事

潔癖、故に弱い


ハッキリ言うと清潔さや快適さを求め過ぎる(求めるように情報操作されている)がために弱体化しているんですよ、人間。清潔、除菌、殺菌=良いこと、というマーケティング(ビジネス)がめちゃめちゃ入ります。モノが売れますからね。


そもそも手指の常在菌は洗剤で洗っても出てきますからね。むしろ常在しているから良い。テーブルとかモノへの消毒殺菌は効果あり。やるべき。

いつでも消毒!除菌!となるとやりすぎ。人間の健康に必要な微生物・最近まで死滅してしまいます。


不衛生と泥汚れは別物


部屋や水回り・トイレの掃除をしないのは不衛生。そこは綺麗にすべき。 ですが、山を歩いたりすると手や足に泥がつきますよね。それも汚れの1つと言えます。

しかし、不快なのはどっちでしょう?前者の「不衛生」の方ですよね。もちろん、泥汚れも長時間放置すればイヤな感じになりますがものすごく「不潔」というわけではありませんね。

じゃあ、なぜ不衛生のまま放置するのか?という点については脳科学や定住の起源など話が飛躍し過ぎるので割愛。(書きたいけど書ききれない)

ここでは「泥汚れはそんなに悪いものじゃないよ」とだけ覚えといてください。

不衛生なトイレの汚れと山や畑の泥汚れはそもそも違う
 

もっと自然のフィールドへ


とても簡単にまとめると

自然との触れ合いが増えれば勝手に免疫力が高まる

と言うことです。とはいっても生後3年までである程度腸内の常在菌は変化しないみたいなので完璧に治す、までは難しいものもあります。 後は生活習慣ですね。グルテンフリー・カゼインフリー・ローカーボなどなど。

自然との触れ合い+生活改善(食・人間関係・仕事など全て)

です。とてもシンプルですが大半の方はできてません。がんばりましょー(テキトー)


少し「腸」の話

中庸(moderation)に落ち着く


腸内環境も善玉菌100%だと人は健康ではありません。(むしろ生きれません)

善玉菌も悪玉菌も日和見菌も「適度なバランス」を保つことで健康を現在進行形で維持することができます。極端は良くないんですね。みんな違ってみんな良い。そんな感じ。

全部善玉でも悪玉でも良くない


人間でもみんな良い人なわけがなく、善があれば悪もある、光があれば影がある。 それでバランスが取れている。1人の人でも良い面・悪い面があります。それもある人から見れば良い、他の人から見れば悪い、など多面的なのが基本です。

つまり、何事もバランスが大事ということ。『中庸(modetration)』ですね。 これは欧米でも東洋でも世界中どこでも一緒。


最後に:仕事について


中庸はそのまま『本当の健康』につながります。 仕事は全て中庸と『本当の健康』につながることだけをしています。

『本当の健康』(腰痛がないなどの身体的な健康は本当の健康の一部です)を提供するために整体やセミナー、アウトドアガイドやイベント開催などの関係なさそうな仕事を同時に行っています。ちゃんと考えがあってのことなんですよ。

イメージとしてはこんな感じ。

やま施術院(整体院)=OFF、休む、回復、マイナスをゼロに戻す 高尾オーダーメイドツアー(アウトドアガイドやイベント開催)やパーソナルトレーニング=ON、動く、鍛える、ゼロをプラスにする

ただお金を稼ぐだけの仕事は一切していません。必ず『本当の健康』につながることだけしています。


『本当の健康』とは一時的な快楽ではなく、長期的な幸福。なので整体もアウトドアアクティビティもその場のリラクゼーションや楽しみだけではなく、その後の日常につなげることが大事と考えています。(もちろん快楽目的で来られる方もいますが卑下にはしません。そこから幸福につながるようにお話ししたりします)


免疫力を高めるためには自然が必要。 自然は危険も伴うし汚れるし疲れる。 でも必要。 そこを乗り越えてこそ本当に健康になれます。 信用してくれる方は信用してください。 正しいことなので。


Don’t think, Move!

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