「三つ子の魂百まで」が正しい理由
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「三つ子の魂百まで」が正しい理由


「三つ子の魂百まで」という諺があります。3歳までに形成された人格・性格は100歳まで変わらないよ。という意味。

つまり小さい時の生活習慣が大人になっても強く影響を与える、ということ。


諺なので必ず当てはまるわけではありませんが概ね正しい。その理由。まず1つ目。


脳の発達に関与するニューロン数は1歳ごろがピーク。小さい時ほど神経発達が凄まじいんですね。ニューロンはいわば経験、情報、感覚をつなげるもの。小さい時に繋がった神経経路は年々強固になっていくので大きくなった後の行動規範になっていくんですね。


よほどの衝撃的な出来事、それこそ「ビビビッ!」と電流が走るような刺激的な経験がなければ小さい時の脳内のつながりのままカラダが大きくなります。もちろん、大脳新皮質の発達により人間らしさは獲得していきますが。


そして理由2。腸内フローラ(腸内環境・腸内細菌叢)。


腸内(主に大腸)には多くの腸内細菌が住み着いていますが、これがまさに3歳までにある程度の常在菌のバランスが形成されるとのこと。母親のお腹にいるときはもちろん胎児の腸は無菌です。産道を通る時が細菌たちとの初接触です。


その後、生活をしていく中で善玉菌・悪玉菌全てに触れていきます。

何も住み着いていないような赤ちゃんの腸なのでいわば早い者勝ち。良い菌だろうが悪い菌だろうが先に開拓したものがメインで住み着きます。(とは言っても繁殖力はまちまちなのである程度のバランスに落ち着く)それが大体3歳ごろ。


でなぜ腸内フローラが重要かというと腸の状態によって性格が変わるから。


例として「カンジダ菌」。よく耳にするのが女性の膣カンジダ。そもそもカンジダ菌は常在菌の一種なのでほとんどの方のカラダの中にいます。もちろん男性も。

ある程度の数がいる分には問題ないんですが、ある条件が揃うと腸内で増殖します。

そうなると腸内細菌のバランスが崩れる。カンジダ多めな腸になるわけです。


するとどう人間のカラダや行動といった「症状」が現れるのか?ここが大事。


腸カンジダの数が多い子どもほど自閉症や注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)自閉症スペクトラムなどに診断されています。


症状が先ではなく、腸が悪化した結果、発達障害という表出する症状(&診断)が出るんですね。

今回は細かい話はこれくらいにしますが遺伝子の数を見ても人間そのものよりも腸内細菌全体の数の方が圧倒的に多いので細菌のバランスがその時の性格を決める、というのは概ね正しい。


そんな感じでゴリゴリの理論をベースにそれなりにゆるく子育てをしてます。3歳までが1つの勝負期間だと思って楽しんですくすく育ってくれるといいなぁ。


ちなみにこれまでの経験と理論から発達障害の子ほど「炭水化物」が大好物。そして体格が大きめ(筋肉より脂肪が多めな感じで大きい)なことが多いです。


詳しくはオンライン問診サービスでサラッとお話しすることもできるのでご利用ください。(施術受ける受けない抜きにしてお話だけでも喜んで承ります)

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