良い塩、悪い塩
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良い塩、悪い塩


答えから言うと


天然海塩→○

食塩→×


です。これだけ覚えていれば十分。一応補足します。


食塩と天然海塩は似て非なるもの。見るべきポイントはマグネシウムの含有量。

まず食塩の参考にこれ。瀬戸のぼんじお。

栄養成分表示を見てもらうと100gあたりマグネシウムは300mg。

天然海塩の参考にはこれ。宮古島の雪塩。

100gあたりマグネシウム3,310mg。

マグネシウムの含有量が10倍近く違います。

塩のベースは圧倒的にナトリウムなんですが、塩分摂りすぎで高血圧になる原因はこのナトリウムの過剰。本来であればマグネシウム含め他のミネラルがバランスをとることで血圧の調整をするんですが食塩では精製されてしまっているのでそれができない。


天然海塩であればナトリウム外のミネラルが豊富な分調整が効く。むしろカラダに必要です。


塩=しょっぱい、の味の原因はナトリウム過剰によるもの。天然海塩は苦味を感じさせるマグネシウムも含まれているので結果まろやかな味になります。


ちなみにマグネシウムの効能は便秘解消(腸で水分を引き込み便を柔らかくする)、頭痛解消(血管の拡張作用)、コリの解消や足攣り防止(筋肉を弛緩させる)など様々なものがあります。


血管が拡張する=血液の循環が良くなるので血圧の低下にも寄与します。

塩を選ぶなら天然海塩が良いですね。


同じ「塩」とついても似て非なるもの。少し価格は高くなりますが将来の疾病リスク回避とそれにかかる医療費削減ができて尚且つ健やかな日常が送れると思えば安い投資だと思いますよ。(想像することがポイントです)


もうすぐ暑くなる季節。汗とともにミネラルが流出されるので良い塩の摂取をオススメします。

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