子どもを担いで山を登ること
先日、妻が1泊2日で山登りに行ったのでその間子どもと2人で過ごしました。
およそ1日半、妻無しで過ごすのは初。良い意味で子どもにつきっきりになれるので仕事を完全オフにしてずっと遊んでいました。離乳食の準備などは妻が事前にしてくれていたので非常に心強い。
幸いなことに天気は両日ともに快晴。秋晴れの気持ち良い日。さて、何をするかと考えた結果ハイキングすることにしました。我が家ではよくある選択です。なんといっても住まいは高尾山の麓。ものの15分もあれば登山口に行けます。
子どもとハイキングするにも手段は様々ですが最近の我が家ではベビーキャリアを多用します。
いわゆる「背負子」のようなものです。登山用バックパックの大きめサイズと同等な大きさで子どもと荷物を背負うことができます。
子どもは現在1歳ちょっとで体重は9kg程度。成長曲線のおよそ平均の重さ。これにおむつや着替え、飲み物、お菓子、2人分の保温着などなどいろいろ合わせるとベビーキャリア含めて15kg程度になります。
テント泊をするハイキングをする方ならなんとなく重さがわかると思いますが割と重たいです。平坦な道ならまだしも上り坂となるとその負荷が顕著に感じられます。
高尾山にはありがたいことにケーブルカーがあるので往復乗車。登山口から中腹までの一番斜度のキツい部分をスキップします。(本当に快適でした)
ケーブルカー下車後、登山道をメインに歩き休憩を含めながら高尾山山頂へ。終日良い天気で気持ちよく過ごせました。子どもも終始ニコニコ。頑張った甲斐がありました。
生活の質と身体健全
誰にでも「子どもを背負って山に行け!」とは言いません。住んでいる環境も違えば趣味嗜好の違いもあるので強制すべきことではない。
ですが、身体的健康(フィジカル)はあって損することは全くありません。壮健であることはメリットしかない。
今回の場合だと子どもと荷物を背負うことができるフィジカルがあることで共に同じ景色を同じ目線で見ることができる。(ベビーキャリアに子どもを乗せると大体大人と同じくらいと高さになります)
普段は行けないエリアに足を伸ばすことができるため新しい刺激を得ることができる。これは子どもだけではなく、大人にも当てはまります。背負って歩くことで運動負荷を適度に得ることができるのもありますが子どもと一緒というのが新たな刺激になります。ちなみに子どもを担いで登っていると登山道ですれ違う時に「すごいねー」「かわいいねー」などポジティブな言葉しかかけられません。自己肯定感爆上がりするのでオススメです。
なんにせよ、カラダの調子が良いと日常生活の質が上がるのはイメージできると思います。加えて今回のような楽しみ方ができるのでさらに生活の質と豊かさが増す。健康の正のスパイラルに乗っかっていくことができます。
カラダを動かすと楽しい、楽しいから運動する、運動すると健康になる、の連鎖です。
遊ぶにもカラダが資本
健康に意識を向ける方のその目的には様々です。健康意識の高い方は真面目な方が多いので「仕事の効率をもっと上げたい」といった理由があります。
これはとても素晴らしいことです。しかし、健康になることは仕事面での充実もさることながらもっとシンプルに「遊べる体力が身に付く」ことでもあります。
仕事をバリバリこなせてもそれ以外で体力が持たない、すぐに風邪を引いてしまうなど不調気味だとワークライフバランスが崩れて豊かさな生活とは言えません。その逆も然り。遊んでばかりもいかがなものかと思います。
そのバランスをとる土台として「カラダという資本」が非常に大事。元気があればなんでもできるという故アントニオ猪木氏の言葉がありますがこれは言い得て妙。
元気というのは全ての行動の根幹を成すもの。運動も思考も意欲も全て健康があってこそ持続することができます。多量のカフェインなどを摂取して一時的にこの元気の前借りをすることはできますが、後々ダメージがくるので用法容量にご注意を。
カラダ(元気)が資本であり、その資本は持続できないといけない。一発屋じゃ人生を豊かに過ごすことはできません。
子どもと遊ぶにも、健全な成長を促すためにも保護者のカラダが健全であることが必要です。
本気で遊び、学び、親子共に成長する。
そのための健康です。
よろしくどうぞ。
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